年始からENHYPENのカムバでばたばただった1月。コロナのせいで舞台のチケットが消えたりと落ち込むことも多かったけど、バレエだけはどうにか見に行くことができて本当によかった…
＜アイドル＞
・ENHYPEN カムバック！
前作のリパケで3ヶ月ぶりのカムバ！スパンが早い！Blessed-Cursedは曲もパフォーマンスも大好きでした。
MVのサムネがヒスンさんで嬉しい…
大好きなDance Practice動画。もう何回言うんだ…って感じだけど、ジョンウォンのダンスが最高です。上半身があまりにも雄弁なのよ…
職場のカラット先輩に指摘されて初めて気がついたのだけど、ENHYPENの振り付けって、腰を落とした重心低めのものが多いよね。セブチはどちらかというと重心高めで軽やかなものが多いから対象的で面白いな〜 なんだろう、こういうのって歌詞の重さとかが関係してくるのかしら。爽やかなラブソングとかでふわっと軽やかに踊るジョンウォンもいつか見てみたいな。
冒頭からかっこよすぎるのよ…ちなみにですが、GO!×7のところは寄りで撮ってほしい派です。
・PENTAGON - 'Feelin' Like'
PENTAGON先輩、グループ名をうっすら知ってるくらいだったのですが、ENHYPENのANNXにゲスト出演してくれた安達くんがめちゃくちゃいい人で、つい気になって色々動画を身漁ってしまった…
新曲のFeelin' Likeが本当に好みすぎて毎日聴いてます。まだ全員の名前は覚えきれていないけど、ジノさんのお顔と声が好みだな〜ちっちゃめで薄い顔立ちなのがドストライク。ジョンウォンが代打MCを務めたミューバン(ウォンウォンクロス本当にかわいかったな…)で1位を獲ったときに胴上げされていたのがかわいかった。シノンさんが喜びのあまり泣き崩れてしまう姿を見て、何故か私までうるっときてしまったよ…
パフォーマンス動画以外には安達くんのVラを何本か見たけど、癖強めでよかった。ファンの人が安達くん、ゆうとくん、ゆうくん呼びでなく、安達呼びなのが面白いな〜まさかの名字呼び捨て…笑 そして、普通に日本語でやるんだ…という驚き。HYBEの人たちって優等生っぽい子が多いから、時に毒を吐きながらフランクにファンと接している姿が新鮮だった。グループによってファンダムの色が全然違うの、かなり興味深いです。
Mカのパフォーマンスが特に好きだった。なぜか片袖のない安達くん…笑 ジノさんグレーが似合うな〜パーソナルカラー絶対サマーだと思う。
・Vライブ事変
これは自分の感情の整理のために残しておきたい。
本件については、自分がちょっとショックを受けたことが何よりもショックだったんですよね…アイドルがプライベートで何をしてようと知ったことではない（し、そこに首をつっこむのは野暮なことだ）と思っていたけど、それはあくまでもアイドルたちがファンの前では完璧な夢を見せてくれるという前提のもとに成り立っているものであって(私の中では)、その夢が崩れた時（今回はどうしようもない事故であり、疑惑に過ぎないけど）にショックを受けてしまうタイプなんだな…ということが分かって、自分自身にがっくりしてしまった。彼の歌やダンス、要するにパフォーマンスを見て好きになったつもりでいたけど、結局夢見てたんじゃん…はーーー、そんなつもりじゃなかったんだけどな…
恋愛するならファンには隠し通してほしい、夢を見させてほしいって思ってしまうことは許されるのだろうか、それともエゴなんだろうか、ということを今回考えてしまって、まだ自分の中で結論が出せずにいる。どちらかというと後者寄りなのかな、だからこんなにも落ち込んでる…
たとえ嘘でもいいから、あの件はなんでもないんだよ、って言ってほしかったな…と思いつつ、なんだか顔色の良くない姿を見ると、こんなファンでごめん…とも思ってしまう。堂々巡りだね。
ただ１つ思ったのは、KPOPアイドルってプライベート切り売りしすぎじゃない？？生配信を頻繁にやってくれるのは嬉しいけど、プライベートの居住空間だとリスクも高くなるし、そこまで見せないでいいよ…となってしまう。野暮な詮索はしたくないんだ…ENHYPENちゃんたちは初期に大分放出したものの、最近は公開範囲を狭めている印象なので、是非そのスタンスを貫いてほしい…まあこれもファンのエゴなのかな。
まあ、色々うだうだと考えたけど、結局一番辛かったのは心なしか元気のない推しの姿を見た時だったので、この件は早々に記憶から消し去ってしまうのが一番なのでしょう。
〈舞台〉
花組公演を3回見るはずだったのに、全て中止になってしまった…中村Bショー×推し、という最高の組み合わせだったのに…泣 コロナ絶対に許さん…
・Kバレエ『クラリモンド～死霊の恋～』全編『FLOW ROUTE 222』『シンプル・シンフォニー』
こんな状況だしコンテだし…とテンションが上がりきらないまま臨んだ公演だったけど、めちゃくちゃよかった…！
雅也くんはシンプル・シンフォニーとFLOW ROUTEに出演。どちらも最高だった。シンプル・シンフォニーは20分出ずっぱり&鬼振付でダンサー泣かせの演目らしいけど、大変涼やかに軽やかに踊っていて流石でした。雅也くんの踊りをひたすら堪能できる20分、本当に最高だったな…小気味よく跳ねる音符のようなバレエで、曲を見事に体現してた。2018年のピアコンも好きだったし、こういう物語のない舞踊を今後もたくさん見たい。
FLOW ROUTEも良かったです。雅也くんのコンテをKで見られて嬉しい…！ローザンヌの時のコンテを何度見たことか…雅也くんの魅力はノーブルな雰囲気だと思っているけど、それが取り払われても素敵なのよ…
飯島さんはあの小さな身体にどれだけのエネルギーがつまってるんだ…？と思わずにはいられないスケールの大きい踊りでとてもよかった。壮大過ぎて宇宙を感じたよ…ソワレの美奈ちゃん石橋さんペアverもよかった、美奈ちゃんは本当になんでもできるんだな…
どこか無機質な飯島さん×血の通った踊りをする雅也くん、血の通った踊りをする美奈ちゃん×どこか無機質な石橋さん…という感じでペアの持ち味が異なる組み合わせだったので、ペアを入れ替えた形でも見てみたいなと思った。
そして、死霊の恋よ…！初演も見ていたけど、全幕ものにすることで物語の奥行きが増した感じ。セットや衣装の色使いのセンスの良さがすごい…マチソワどちらのキャストもよかったです。成田さんが想像以上に役にはまっていて、人ならざるものになってからの不気味さが特に良かった。堀内さんは圧巻のロミュオーでしたね、踊りは言わずもがな演技力がすごい…！この人のための演目なんだなと痛感した。雅也くんがインスタで死霊の恋をやってみたい、と言っていたのが嬉しかった。ええ、私も雅也くんのロミュオーが見たいです。
正直、当て振りでこんなに素晴らしい作品を作ってもらった堀内さんがめちゃくちゃ羨ましかったな〜〜歌劇で谷先生が演出家にとって運命のスターっていると思う、みたいなお話をしていたのだけど(そして僕の運命のスターは月城さんだと思う✨という告白付き…笑)、バレリーナにとっての運命の作品というのもあると思う。中村祥子さんのクレオパトラ、矢内千夏さんのマダムバタフライ、そして、堀内さんのための死霊の恋。我が推しにもこういう演目が回ってくるといいなと今回めちゃくちゃ思いました。バレエって既存の作品を何回も再演していくのが基本だから、新作が作られること自体がレアだし、それが主演として回ってくることも滅多にない。限りあるダンサー人生の中で巡ってくるといいな…
＜本＞
・ののはな通信：三浦しをん
・フィフティ・ピープル：チョン・セラン
・くらしのための料理学：土井善晴
・一汁一菜でよいという提案：土井善晴
ずっと読んでみたいと思っていた「フィフティ・ピープル」をついに読めた…！いやーー、めっちゃよかった…私は大学生の時にこういう小説を書きたかったんだよ…（そして書けなかった）私たちは決して一人きりではなく、ゆるやかに影響を及ぼし繋がりながら生きているんだ、ということを淡々と、でも丁寧に描いた小説だった。折に触れて何度でも読み返したい。
土井先生の本も良かった。土井先生の「料理とはかくあるべし！」みたいなのがあんまりないところが好きなんです。いまだに実家暮らしの恩恵を受けている人間ですが、いつか一人暮らしをしたときにはお守りのような存在になるだろな…
＜おでかけ＞
苺が美味しい季節になったのでパフェを食べに。
・ロイホ
資生堂パーラーではバレンタイン限定のものを食べたけど、味が大人っぽくて子供舌の私にはあんまり…だった。状況がマシになったらホテルのパフェとかも食べに行きたいな〜
コロナが一気にひどくなってしまって、ろくにお出かけのできないひと月でした。舞台のチケットがどんどん消滅していって気持ちが塞ぎ込んでくる感じ、久しぶりに味わってやっぱり最悪だな…って思っている最中です。は〜〜〜感染を気にせず心置きなく遊べる日は本当に戻ってくるのだろうか…
どうにか楽しみを見出しながらやっていくしかないね、今が耐えどきだ…頑張ろう。
